私たちのメンタルヘルス研修の特長【福島県須賀川市・郡山市】
私たち「オアシス・カウンセリング・サービス」の業務の一つは、企業・団体・施設さまのメンタルヘルス対策のお手伝いとして、メンタルヘルス研修を行なうことです。
現在、福島県須賀川市・郡山市、また福島県内や、山形県・宮城県・栃木県といった近隣の県で研修を行なっています(オンラインで遠方での研修にも対応)。
私たちのメンタルヘルス研修には、以下のような特長があります。
目次
1. 3種類の方々を対象とする研修
オアシス・カウンセリング・サービスのメンタルヘルス研修は、以下の3種類の方々を対象者としています。
(1) 経営者や上司
- パワハラにならない指導法
- 悩みを抱える部下への接し方
- メンタル不調社員を生まないための予防法
- 部下のやる気の引き出し方
(2) 一般社員
- ストレスマネジメント
- 強い心や自信の育て方
- 上司や同僚・顧客とのスムーズなコミュニケーションの取り方
- 自己肯定感やストレス耐性を向上させる方法 など
(3) メンタル不調の社員の家族
- 家族としての接し方
- 主な精神疾患の特徴と配慮
- 自分自身の不安解消法
2. 具体的な「スキル」が身につく
自動車の教習所で、「安全運転を心がけましょう」と教わるだけで、実技講習を受けて運転の仕方を教わらなければ、実際に車を運転できるようになりません。
それと同様に、メンタルヘルス対策も、抽象的な心構えだけでなく具体的な行動を教わらなければ結局現場で実践することはできないでしょう。
たとえば、メンタルが不調の部下や同僚に対して、どんなふうに接すれば良いのでしょうか。
多くの書籍や研修などでは、
- こちらが話をする前に、相手の話をよく聴きましょう
- 相手の気持ちに寄り添いましょう。
- 相手の話を否定しないようにしましょう。
などという「心構え」が語られます。
では、「よく話を聴く」「気持ちに寄り添う」というのは、具体的にどんな行動をすることなのでしょうか。
私たちオアシス・カウンセリング・サービスのメンタルヘルス研修では、抽象的な心構えはもちろん、ロールプレイやワークをたっぷり行ないながら、スキルすなわち具体的な行動をお伝えしています。
研修で紹介しているコミュニケーションスキルの例
- どの位置に座ると緊張感を与えにくいか
- 傾聴する際の3つの動作
- フィードバックの技法
- 共感を表す7つのセリフ
- 沈黙している相手から言葉を引き出す方法
- 他者の怒りの取扱い
研修で紹介しているストレス対策スキルの例
- 心を病みがちな考え方の癖とその修正法
- マインドフルネス瞑想
- 4-7-8呼吸法
- 漸進的筋弛緩法
- ジャーナリング
- スケジュール管理
3. 元気になる
オアシス・カウンセリング・サービスのメンタルヘルス研修では、座学だけでなくロールプレイやワークの時間をたっぷり取ります。それによって「元気になった」という感想をよくいただきます。
ロールプレイ
ロールプレイとは、「role(役割)」と「playi(演じる)」から作られた造語です。
カウンセリングや指導など実際の場面や状況を想定し、登場人物の役割を演じながら必要なスキルを身につける学習方法です。
研修では、相談する側(クライエント役)と受ける側(カウンセラー役)に分かれて、教わったスキルを使いながら話を聴く練習をします。
ロールプレイで用いる相談の題材は、「昨日の出来事」とか「周りにいるちょっと困った人」など、実際の体験から提供していただきます。そこで、かなり盛り上がります。
研修後にいただくアンケートでは、「ロールプレイで話を聴いてもらってすっきりした」「元気をもらった」という感想をよくいただきます。話を聴いてもらえるだけで、問題そのものが解決していなくても「何とかなる」という気持ちになれるということを、実感として体験していただけます。
ワーク
自分自身のストレス解消や、自己肯定感の向上などを目的としたワークもよく行ないます。
たとえば、以下の写真は「武者修行の旅」と名付けたワークです。
まず、自分の短所だと思っている性格から、長所を見つけるワークを行ないます。よく行なわれる、短所を長所に言い換えるワーク(たとえば「優柔不断→思慮深い」「怒りっぽい→正義感がある」のような)だけではなく、思わぬ持ち味が自分の中にあることに気づけるようなワークを行ないます。
★内容は参加してのお楽しみ
続けて、見つけた長所を、あちこち歩き回りながら「自慢」します。これが「武者修行の旅」です。
最初は照れていた受講生の皆さんも、終わる頃にはとてもいい笑顔を浮かべるようになります。
4. 楽しい
研修が終わると、よく主催者から受講生のアンケートが送られてきます。「勉強になりました」という感想だけでなく、「楽しかった」という感想もたくさんいただきます。
講師の増田は、決して話術が上手なわけではありませんし、お笑いのセンスがあるわけではありません。しかし、上述のように座学だけでなくロールプレイやワークを豊富に用いたり、職場だけでなく家庭などでも使えるスキルを紹介したり、卑近な例話を用いたりすることで、楽しく受講していただいているようです。
そのせいか、ここだけの話、リピート率が高いのです。たとえば、山形県社会福祉協議会の研修センターからは、2002年以来毎年4日間の研修に呼んでいただいています。
退屈な研修なら、またオアシス・カウンセリング・サービスに研修をお願いしようとは思っていただけません。今後もさらに「楽しかった」と言っていただける研修を目指して参ります。